こんばんは!ケローネです。
満潮や干潮は潮が動かないから釣れない、と良く聞きますよね。
確かに釣れない時間帯にはなってくると思います。
釣りをしていると疲れて来ますので、どこかで休んでおきたい、と思うのが人間というもので、こういう釣れないと言われる時間帯に休んでしまおうと思うものです(笑)
しかし、それが仇になることもあります。
潮が動かないと釣れない?
一般的には満潮や干潮は潮が動かなくなるので釣れない傾向にあります。
ただし、回遊魚ですので、潮止まりでも回ってくれば釣れることはあります。
ケローネも潮止まりで釣れたこともありますし、潮止まりだからと休んでいたら投げ続けている人が釣っていた、なんてこともあります。
回遊している限り満潮も干潮も余り関係ありません。
回ってくればこっちのものです。
月の動きにも注目
皆さん、釣りをする方はタイドグラフを見て釣りをしに行くと思いますが、潮に影響を与える月の動きを見ている人は少ないかもしれません。
月が一番高い位置になることを月の南中と言い、この前後が潮の動きが活発になるタイミングです。
月の南中=満潮では?と思ってる人もいますが、複雑に絡む物理の法則の関係で、そう簡単な話にはならないようです。
実際は数時間遅れて満潮がやってきます。
よって、良く見る月のいるところが満潮になってる絵は実際とはかなり乖離した絵になっているんですね。
これが釣りをしているとタイドグラフと実際の潮の流れのギャップを感じる要因になります。
あれ?何故か潮の流れが速い(笑)って時ありますよね。
この南中前後のタイミングが、月が一生懸命海を動かそうとしている状態になるので、潮の動きが良くなります。
潮汐による水深の変化
潮の動きとは少し話が変わりますが、満潮や干潮の時は当たり前ですが水深が変わります。
例えば、満潮時には届かなかったブレイクに干潮時は届くような地形の場合、干潮時にチャンスが生まれます。
これは、干潮と水位は下がっているものの、キャスト先が普段届かないブレイクになっているのであれば、干潮だけど深場を攻めることが出来ることになります。
逆もあり、普段は浅いけど満潮時は水深が出るので、普段いない魚が入ってくる、という現象も起きます。
まとめ
満潮や干潮だから釣れないと言うよりは、気持ち的な問題も多くあります。
地形によっては実は一番良いタイミングであることもあります。
また、月の動きにも注目して、南中を意識しながら海の変化を見逃さないようにすることで、更なる釣果アップが期待できるようになります。
では!